親戚のおかげで就職できたが

私が初めて就職活動をしたのは高校生の時です。当時、県外の専門学校に行きたいという気持ちもあり、進学か就職かギリギリまで迷っていたのですが、うちが母子家庭だったし、専門学校へ行っても就きたい職に就けるのかわからない状態だったということもあり、結局就職を選びました。

私が通っていたのはごく普通の商業系の高校でしたが、当時来ていた求人は製造系が多かったです。希望としては取得した資格を生かせそうな事務でしたが、事務の求人は少なく、就職試験を受けられる人数も決まっていたため断念。何が何でも事務じゃなきゃ、という気持ちもなかった私は、家から近く、目に付いた工場の求人に応募しました。

結果は不採用。大人数の求人だったため、受かるだろうという慢心もあった私はショックを受けました。次に受ける会社を探していた時、親戚がとある工場の社長と知り合いで、その親戚が私のために口利きをしてくれたのです。その工場の求人も学校に来ていましたが締め切りになっていて、本当は受けられないはずだったのですが、親戚のおかげで就職試験を受けさせてもらえることになりました。

その後無事に採用されることになり、就職先は決定。正直、試験は形だけのものであり、私は親戚のおかげでコネ入社したようなものだと思います。

割と就職先はすんなり決まった方ではありますが、後悔している面もあります。まず、もっときちんと勉強しておくべきだったかなと思いました。私の学校では、就職試験を受ける会社を選ぶ時、成績がいい人から順に選ぶことができたのです。つまり、成績がいい人からいい求人をとることができるのです。

その後受かる保証はもちろんありませんが、受けたいところを先に選ぶことができるというのはかなり有利なことです。私は成績は悪くはなかったけれど、自分が最初に気になっていた求人はやはり選ぶことはできませんでした。そこは、就職活動している時に後悔しました。勉強しなくてもある程度の位置にいられる、と呑気に構えていた結果がこれかと思うと情けなくなりました。やりたかった事務の仕事にも就くことができたかもしれない、なんて考えてしまいます。

そして、もっと就職先を選ぶことに真剣になればよかったとも思います。学校に求人だってそれなりの数が届いていたわけだし、もっときちんと吟味すべきだったのでは、と思うのです。最初に受けた会社も、正直入りたくて受けたというより、さっさと就職先を決めてしまいたいとか、家から近いとかの条件だけで決めただけで、自分の将来を真剣に考えてのことではありません。そんな気持ちなのも影響したのかは定かではありませんが、結局不採用になっています。受かるだろうなんて慢心も持っていた私はなんて愚かなんだと今になって思います。

その後、親戚のおかげで就職していますが、親戚の口利きがなければその会社も入っていませんし、受けようとも思っていなかったと思います。結局私はその場の雰囲気や、「なんとなく」な気持ちに流され、真面目に考えていなかったのでしょう。就職先を探すのだって、学校だけの求人にとどまらず、探すこともできたと思うんです。それを大して行動もせず、とりあえず就職できればいいか、正社員だったらいいや、なんて中途半端な気持ちでいたことは本当に後悔しています。仕事といえば、その人の人生だって左右しかねないことだと思うのに、あの頃の自分は何やっていたんだろうと思いました。

当時の私には、真剣に将来を考える気持ちと、積極的に行動することが足りなかったのだと思います。あの頃の自分に対して、本当に残念だと感じました。戻れるなら、もっと真面目にやれと叱咤激励してやりたいくらいです。