ミシンを使った縫製内職副業

私は以前、本業の他に内職での副業を行っていました。仕事の内容は在宅でのミシンを使った縫製作業でした。急募ということで、応募したらすぐに仕事のスケジュールを言い渡され、すぐに荷物が届き作業にとりかかることになりました。

実物のサンプルなどはなく、インターネット経由で説明を受けて、サンプルの写真を見せてもらいました。その説明もあまりはっきりしたものではなく、素人が適当に作った仕様書のようで、そこまで複雑な作りの商品ではなかったものの、わからない部分もありました。ただ、何度聞いてもあちらもはっきりと説明できない・しないもので、とりあえず作ってみることにしました。今回のお仕事は、作業内容に対して納期が非常に短かく、最初に一点作ってみて、縫製したものを写真を撮って見せてといわれたので先方に送ったのです。そしたら、大変出来が良いといわれてそのまま任されました。

まず、納期までにどれだけできるかということで、ある一定数以上作った人の単価は、通常の単価よりも1.5倍程度の上乗せがされていました。自分は自信がなかったのですが、縫製経験者ということで先方に勝手に上乗せされてノルマを課されました。この時点でかなりプレッシャーになり、とりあえず縫製が仕上がって送り返しましたが、納品後にトラブルが発生しました。先方が言うには、不良が多いというのです。針の残りや、縫い残しなどが見つかったそうです。こちらでは何重にも検品し、実際には、自分以外にも家族などにも手伝ってもらい、勝手に課された分のノルマをこなすのも本当に精一杯でした。1週間ほど寝る時間もなかったほどです。

また、検品の末、不良が多かったという理由で、勝手に単価の減額を言い渡されました。これには大変憤りを感じました。そもそも、いろいろ聞いたのですが、先方ははっきりと答えずにのらりくらりと回答を逃げました。こちらからの問いかけに対し、1日以上放置されることもありましたが、あちらからの問いかけに対しては、1時間以内とかに答えなければならず、その点についても非常に不信感を感じました。連絡ツールとして、チャットワークというアプリを使って先方と連絡を行っていましたが、契約後に先方は連絡のスケジュールを勝手に変えていました。2時間に1回はチャットワークを見ること、とか、1日以上連絡取れない者は不可といったことでした。

当方は、副業として応募していたので昼間や平日は他の仕事もありました。ですので、そんなに1日に何回もこの仕事のためにネットを確認できませんでした。その点も咎められ、契約をしたときはそんなことはいわれなかったのに、非常に理不尽な感じがしました。結局、単価の引き下げについては、いろいろ調べたところ、契約形態によっても対処が違い、実際には支払いをする方が強いのでなにもすることができないようでした。実際に、私は会社と内職の契約をしたときに、きちんとした契約書のようなものを交わしていませんでした。ネットのアウトソーシングマッチングサイトで募集したのを、相手方の都合でそのまま直接契約になり、また、急募という言葉に惑わされたかのように、契約書も何もまずは仕事をして・・・と思ったのも間違いでした。急募だった件については、自分も、急いでいるなら何か力になれれば、なんて思ったのも、親切心が裏目に出たようで、非常に悔しい思いをしました。結局、騙されたような形になりましたので。

また、募集時のことですが、先方は時給1000円くらいになるといったうたい文句で募集を行っておりました。正直その部分を求めてやった部分もありましたが、時給1000円なんてほど遠くて、結局やってみたら、300円くらいにしかなりませんでした。それは、裁縫経験がある自分ですらそんな金額なので、普通の方がやったところで到底1000円なんて無理だろうというのが印象でした。また、給与の支払いも非常に遅く、納品日の月末締めで翌々月末の支払いというので、本当に払ってくれるのか不安でした。実際には支払いされてよかったです。